こんにちは！
今日はお金を稼ぐ話じゃなくて、お金を稼ぐために
人の心をどのようにコントロールするか?
という話です。
お金を稼ぐためには大事なことですから、ぜひ
理解してほしいです。
みなさんは、タバコを吸いますか？
最近、どこもかしこも禁煙になるし、
タバコの値段は上がるし、
愛煙家の方にとっては、とても厳しい状況のようですね。
それでも、この前見た看板が忘れられません。
キレイに舗装された道路の片隅に、
手書きの小さな看板を発見しました。
その看板には、こう書かれていました。
「ここの住人はマナーが良いのでタバコのポイ捨てはしません」
（…う～ん、おしい！！）
思わず、心の中でこうつぶやいてしまいました、
実は、この手の看板って、効果を出すのにはコツがあるのをご存じでしょうか？
他の例でいえば、公衆トイレの場合・・・
男性なら誰でもこのような注意書きを見たことがあるはずです。
「トイレを汚さないように。」
また、
「いつもキレイに使っていただき、ありがとうございます。」
もうお気づきかもしれませんが、
実は、後者の注意書きの方がトイレは綺麗に使われます。
みなさんは、その理由がわかりますか？
実は、これ、NLPで解説できます。
NLPとは、Neuro Linguistic Programming（神経言語プログラミング）の略です。
何やら難しそうに聞こえますが、簡単に言うと、日常で使える実践的な心理学です。
NLPを習得すると、心理学のテクニックを用いて
人の行動に直接的な変化をもたらすことができるそうです。
そんなことが本当に出来るのか？
と、思われるかもしれませんがこのNLP、
すでに各界でその効果が実証されています。
圧倒的なカリスマと魅力的なスピーチで支持を得た
“クリントン大統領”が、NLPトレーナーを活用していたのは有名な話ですね。
それ以外にもどん底から世界一位に返り咲いた
プロテニスプレーヤーの“アンドレ・アガシ”、
ゴルファーの“タイガーウッズ”などの世界的アスリートが
目標達成のためにNLPを活用しています。
NLPは「脳の取扱い説明書」とも言われており、
誤解を招く言い方だと“催眠術”にも近いかもしれません。
さて、なぜ、
「トイレを汚さないように。」
という注意書きよりも
「いつもキレイに使っていただき、ありがとうございます。」
の方が効果があるのか？
これはNLPで言えば、人は否定語をもらうと、
否定されたことを、より強くイメージしてしまうという脳の働きによるものです。
「禁煙」 「禁酒」
という言葉が、よけいにタバコやお酒をイメージさせてしまうのも同じ働きです。
ダイエット中の時、
「甘いものをたべちゃだめだ！」
「脂っこい食べ物は、なるべく避けないと！」
「炭水化物はなるべく控えないと！」
と思えば思うほど、それらの食べ物がいとおしくなる…
そして、遂には口にしてしまう！！
おおっ・・・・こわっ!!
これと同じ働きなのです。
つまり、「トイレを汚さないように。」という注意書きを見た人は
自然に汚れた時のトイレのイメージが頭にパッと浮かんでしまい、
実際に、そのように行動してしまうのです。
他の例もありますよ。
たとえば、小さな子供に、水がこぼれそうなコップを運んで貰おうとします。
みなさんは子供に何とお願いしますか？
「お水をこぼしちゃだめだよ！」と言いますか。
それとも、
「お水をこぼしたら怒るよ！」
と、念を押しますか？
おそらく多くの方が、「水をこぼしたらダメだよ。」という
ニュアンスの言葉を使うでしょう。
しかし、NLPの知識がある人はこう言います。
「お水を上手に運びましょうね。」
実際に身近に小さな子供がいたら試してみると分かりますが、
実は、これ、圧倒的に後者の方が水をこぼさずに運べるのです。
なぜなら、その子どもには「お水を上手に運ぶ」イメージが湧くからです。
「こぼしちゃダメ！」
と言ってしまうと、子どもの頭の中には
「こぼす」という行動が否定語でより強くイメージ付けされ、
結果的に、こぼしてしまいやすくなるのです。
さて、今回は少し趣向を変えた話でしたが、
NLPのテクニックは、コピーライティングでとても使えます。
本格的に学ぶのは難しいですが、
NLPをわかりやすく説明した本も売っていますので
みなさんも興味があれば、ぜひ、読んでみて下さい。